未来を生きる子供たちのための本当に役に立つ教科書

我が子の誕生をきっかけに、未来を生きる子どもたちのため、本当に役に立つ教科書を作ることにしました

未来を生きる子どもたちのための本当に役に立つ教科書(前書き)

前書き

2019年1月中旬、僕の第一子が誕生しました。
我が子の誕生をきっかけに、この子の将来について真剣に考えた結果、僕は一つの決意をしました。

それは、未来を生きる子どもたちのため、本当に役に立つ教科書を作ることです。

先に明言しておきますが、僕は今までの日本の教育制度や教育習慣が悪いとか気にくわないなどとは全く思っていません。

むしろ僕個人としては、既存の教育制度にうまく適応できたおかげで、ある程度の学歴や職歴などの社会的地位、そして経済的な自由を手に入れることができたと思っており感謝しています。

しかしながら、過去数十年続けてきた日本の教育を受けて育つこれからの子どもたちが、20年30年後の未来で世界と競争し続けられるかは不安と言わざるをえません。

日本は2019年の現在ですら、家電もハイテクもAIも世界から大きく遅れを取っています。そのうえ、世界で唯一の少子高齢社会(もはや「化」がない)が到来しています。

そんな日本の20年後30年後ですから、今までと同じ教育方法が今後も通用し続けると楽観視することは到底できません。

僕自身の未来が不安なだけならまだしも、大切な子供たちの未来の話です。

僕は昭和61年に生まれました。ですから、まだ昭和後期の日本が築き上げた栄光が残っていた時代に学生時代を過ごしました。

そういう時代に大人になった僕たちが、「僕たちの世代は、この教育方法でうまくいった。だから今までの教育方法には実績がある。絶対にうまくいく。信じて頑張れ!」などと言うのはあまりにも無責任だと思います。

すでに世界における日本の立場は変化しています。日本国内の状況も昔とは大きく異なります。僕は、ひとりの親として、我が子に未来を生き抜く力を身に付けさせてやりたいと思っています。

もしかすると、「そんなに日本の教育が嫌なら、外国でもどこへでも行けばいいじゃないか」というご意見を持つ方がいるかもしれません。

繰り返しますが、僕は日本の教育が嫌なわけでも批判したい訳でもありません。

現実問題として、親である僕自身が今までの日本の教育で育ち、日本の会社で働き、日本の社会の中で生きてきたため、我が子を外国で育てるイメージが描けないのです。

ですから、可愛い子には旅をさせよ、とか、獅子は我が子を千尋の谷に突き落とすとは言いますが、僕としては、我が子を言葉も通じない・親のサポートも十分に得られない環境に置くことが最善の選択肢だとは思えないのです。

それよりは、日本の教育(学校教育や習い事)がなされることを前提としたうえで、親である僕自身が学んできたすべての知識や知恵を我が子に伝え授けることの方が現実的で最善な方法だと考えています。

何度も繰り返しますが、僕個人は今までの日本の教育が悪かったなどとは全く考えていません。

ただ、これからの世界と日本を前提とすると、僕は、「人と協力する力」「新しい価値を創造する力」「正しさを見極める力」が必要だと感じています。

我が子にこれらの力を身に付けさせるための十分なサポートをするため、今までの日本の教育を土台としつつ、本当に役に立つ教科書を作ることを決めました。

我が子への教育目標としては、上記の力を身に付けさせることですが、力を付けるためには具体的なトレーニング種目となる教科が必要です。

僕は、僕がぜひ我が子に教えたいと思う教科を4つピックアップしました。

  • 社会の仕組み
  • 自然界の仕組み
  • 人間の仕組み
  • 哲学とポエム

社会の仕組みは、お金の話や組織論などの社会人として身に付けておきたい知識や、ニュースに出てくる政治や経済を理解するための一般教養的なテーマを扱います。

自然界の仕組みは、日常生活で役に立つ数学や物理、化学など自然科学についてのテーマを扱います。通常の学校教育と異なるのは、美しいデザインや効率的な家事についても自然科学の観点から言及している点です。

人間の仕組みは、自分自身についてと、他人とのコミュニケーションについての2つのテーマを軸に扱います。彼を知り己を知ることで、上手な人間関係を築いたり、自分を律して目標を実現する方法などを学びます。

哲学とポエムは、上記の3教科でカバーしきれない人生観や価値観についてのテーマを扱います。哲学とポエムに属するテキストは、すべて筆者である僕の視点で語られます。無批判に受け入れるのではなく、読者が考えを深める参考にしてもらうことを狙いとしています。

この教科書は、読む順番を指定していません。
対象年齢も設定していませんが、おおむね中学生~高校生くらいを想定して書いています。
子どもが知りたいと思ったときに知りたい内容が書かれたページを読むことを意図して書いています。

我が子が誕生したのが2019年ですから、息子がこの教科書を読むのは少なくとも十数年後になると考えています。

ですので、何年経っても色褪せない内容を取り上げるよう心がけています。

たとえば、「就活の仕方」のようなその時どきで最適な考え方が変わるようなテーマは取り上げていませんが、「組織内での人間関係の構築方法」のように時代によらず普遍的なテーマは積極的に書いています。

想定読者を中学生・高校生のような社会経験の浅い子どもとしてますので、各ページの説明はできるだけ丁寧に一から十まで説明するよう心がけて作っています。

もし読んでいて分かりにくい表現がありましたら、お気軽にコメントなどいただけると幸いです。